8月の仮想通貨bot開発の概要をまとめます。
ざっくり言うと、CEX botもDEX botも中途半端な開発/運用になってしまった月でした。
また、理解が不十分なまま開発に踏み切ったbotが多くあったので日々の検証が効果的に回らず「使いまわせない雛形」も量産してしまいました。
試作段階のbotは最小限のロットで回しているので大きな被弾を回避できたという点では良かったです。しかし、これも被弾してみないと分からないこともあるため、徐々にロットを上げていかないとなぁと思っています。
ハイライト(今月の前進)
- “最短でP/L>0”の運用骨格を標準化:Preflight→Canary→昇格/縮退、
/control disable_live
、killswitch を整備。 - メトリクス/監視の一本化:Exporter→Prometheus の REG 固定(:9106)、gain/loss・EV 系を配線。Slack 日次ダイジェスト方針(「撤退/続行」を明確化)。
- Hyperliquid Sniper:keep% を 16% → 48% に改善(8/19–21頃)。p95≈300ms を達成。insufficient 系の原因切り分けを開始。
- CEX/DEX Arbbot:命名・ログの統一、二脚ジャーナル整備、per-SOL換算確認。ev_bps_sum / notional_sum 追加方針で No-Go ゲート復旧へ。CEX側が律速という本質課題を明確化。
- MMbot:
exchangeInfo
で tick/step/minNotional を検証しつつ、TOP一致テストでデータ整合性の問題を発見(8/26)。修正ループ着手。 - 中期のスイング系:bitbankで稼働中。モノリシックなRust構築。
Bot別:達成と現状
- MMbot
- 達成:制御エンドポイント、停止フロー、主要KPIの可視化。取引ルールに沿った最小Lot運用の下地。
- 課題:TOP一致テストの不整合(桁丸め/板ソース/最小単位の適用)を解消して最小Liveへ。
- Hyperliquid 清算スナイプ
- 達成:keep% 改善、p95≈300ms。
fade/ltK
由来の落ち込みを特定しつつ対策設計。 - 課題:目標 keep≥60%、fill_drop≤10%。APIキー設定→本番鍵配備で実canaryへ。
- 達成:keep% 改善、p95≈300ms。
- CEX/DEX アービトラージ
- 達成:メトリクス/ログ統一、二脚ジャーナル、GO→FILL を“信頼できる現実”として観測する体制に回収。
- 課題:No-Goゲート完全復旧と 実二脚Fillの獲得。CEX側の遅延・手数料・API 制限を織り込んだEV設計。
- ショート系
- 達成:
expires_nofill
等の真のFill率を出すための配線着手。 - 課題:Fill 由来のネットEVの実測→日次ダイジェスト化。
- 達成:
- ガンマスキャ / エアドロ
- 達成:自動化・運用方式の検討、候補スクリーニングの準備。
- 課題:優先度は低め。9月は“実収益に直結する2–3本”へ集中。
発見・意思決定
- 「代替メトリクスでGO」は危険 → “撤退”を明示、No-Goゲートを厳格運用。
- インフラ美化バイアスを自覚 → PnL直結作業へ舵切り。
- セキュリティ警戒:エディタ拡張のリスクを再確認(最小権限・署名確認)。
使用KPI(代表的なもの)
- Sniper:keep≥60%, p95≤350ms, fill_drop≤10%, EV/5m>0。
- 共通:ACK率、実Fill率、日次ネットEV、No-Go/撤退判断の自動通知。
9月への引き継ぎ(最短5本)
- Sniper:本番鍵配備 → 最小Lot canary → EV/5m 監視で昇格判定。
- MMbot:TOP不整合の原因特定→修正 → 最小Live着火。
- Arbbot:ev_bps_sum / notional_sum 配線→No-Go復旧→実二脚Fillをまず1本。
- ショート系:
expires_nofill
で真のFill率→日次ネットEVダイジェスト。 - SecOps:拡張機能棚卸し・署名/権限チェック・鍵管理の見直し。
9月以降の方針
- CEX botに集中
- 主要枠2つ(高頻度系/それ以外)と研究枠1つ(DEX系)に絞る
- 同時並行開発はしない
ここ最近は重み付けを間違えていた。CEX bot、まだまだ作り込む余地があるのでDEX botに開発リソース割いている場合じゃない。"とりあえず動くbot"みたいなものを量産するのが無駄とまでは言わないが、私の場合は思いつきでフワッとbot作っているようでは稼ぎに繋がりにくいので。 https://t.co/VhwARA06yA
— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 29, 2025
おまけ:Xの投稿を元に作成した8月の活動(Grok使用)
8月はこれをやるためにも発信を増やしていた。https://t.co/1rEfdDFlyj
— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 29, 2025
2025年8月の主な活動まとめ
@yodakablogさんの8月の投稿から、活動を時系列で追いながらカテゴリごとに整理しました。投稿は主にbot開発を中心に据えつつ、生活や考察が散見されます。全体として、技術的な作業と自己管理のバランスを取った日常が伺えます。投稿数は約50件以上で、開発ログの更新がほぼ毎日ありました。
1. bot開発と技術作業 (最も頻度の高い活動)
- 8月全体を通じて、トレーディングbotの開発・デバッグ・改良に集中。複数のbotを並行で扱い、CEX/DEXの違いや戦略の検証を繰り返しました。
- 8月上旬〜中旬: 清算スナイプbotの作成と感想共有(出現帯/相場相の選球眼が重要と考察)。常時パッシブMM botの開発を試すが、勝てないと判断し捨てる。arb botの動的調整や統合システム化。
- 8月中旬: フルRust化の検討(メリット: スケール性、デメリット: 実装速度低下)。CEXスイング系botのシンプル実装からスタート。ガンマスキャbotやデルタニュbotで大事故を回避。
- 8月下旬: MM bot, arb bot, スイングbotなどのデバッグ(署名エンコーディングミス修正、環境変数読み込み問題解決)。Makefileを使った起動/停止/ログ監視を実装。botのヘルス監視を優先。並行開発で5-6種類のbotを扱い、戦略の目利きを磨く。
- 関連考察: AI(Cursor/ChatGPT)の活用で提案を制限し、事実ベースの実行に絞る。bot開発の限界として、約定率の低さ(50%未満)やEVの見える化を指摘。
- 全体の感想: 「AIに提案させない」「研究枠とブラッシュアップ枠を分ける」方針を採用。開発スピード向上のため、インフラ最適化は後回し。
2. Crypto/DeFi/Meme関連の活動と考察
- DeFi市場のボラティリティ活用戦略の検討。トークン価格批判を避け、プロダクト触り・Docs読み・配分確認を習慣化。
- 8月上旬〜中旬: ETH一部利確(マイルールに従う)。evilなbot(詐欺関連)を避け、倫理観を明言。トレードbot以外の可能性(チケット早押しbotなど)を認識。
- 8月下旬: 4,700付近で売却し、再拾いを検討。DeFi向けbotを主軸に、CEX集中枠を増やす方針。
- 考察: botterの選択肢の多さ(evilなものは避ける)。手段を選ばないアプローチに否定的だが、スキルアップの阻害要因かもと自省。
3. AIと思考の考察
- AIの使用感を批判的に評価。LLM頼りで頭が悪くなる問題を指摘し、自力思考の重要性を強調。
- 8月中旬: AIが思考OSになる可能性を前向きに捉えつつ、思考放棄を警告。主語が大きくなると思考力低下のサインと自省。
- 8月下旬: Cursorの異常判断を批判(例: BTCUSDTのスプレッド)。AIのアウトプットを懐疑的に検証。ディストピア歓迎派で、AI普及を救済と見なす。
- 関連: ソクラテスの指摘を引用し、脳を使わないと頭が悪くなる議論に参加。
4. 生活・習慣・コミュニティ
- アウトドアや健康管理を重視。ブログ/ラジオ更新を日常的に。
- 8月上旬: 早朝ラン、散歩、掃除で体調管理。運動継続が開発効率向上につながると記録。
- 8月中旬: No Code Dayで体調悪化回避。キャンピングカー旅行、デカい車の運転を楽しむ。
- 8月下旬: キャンプ旅行終了。読書まとめ、ライブ参加。
- 習慣: 昨日やったことのまとめ、目標設定、振り返り。モチベーション活用。過程への執着を自覚。
- コミュニティ: @0xZentsu, @zerobase, @oz_onpu, @i_love_profitなどの投稿を引用・議論。ブログが評価され、瞑想/フィットネスで繋がり。
5. その他の活動と総括
- ブログ/ログ更新: ほぼ毎日「開発記録」を更新(例: #284〜#289)。週次報告も。
- 限界と自省: 投稿は断片的で、botの成功率/収益は不明。技術的ミスを頻繁に報告し、解決過程を記述。並行開発で思考オーバーフロー自覚。倫理観がスキルアップを阻害かもと考察。
- 総括: 8月はbot開発が中心で、DeFi戦略の探求と生活バランスを両立。AIの影響を深く考える月でした。投稿のエンゲージメントは低め(Likes 0〜119)ですが、継続的なアウトプットが特徴。9月はCEX集中を予定。