Bot

仮想通貨botの開発を本格的に始めてみる#17(2023/9/19)

2023年9月19日

前回の記事に引き続き、今回も仮想通貨botの開発状況をまとめていきます。

前回までの内容で「仮想通貨botの試作品を実行する」ところまで進めてきました。

今回はこちらの記事を参考に「レンタルサーバーを利用して24時間稼働するbot環境を整える」をテーマに学習を進めていきます。

また、私はMacを使用しているため、同じような条件の下で環境構築を解説しているこちらの記事も参考にしました。

VPSとは

VPSとはVirtual Private Server(バーチャルプライベートサーバー)の略語で、翻訳すると「仮想専用サーバー」という意味です。

もう少し具体的に言うと、VPSとは「1台のサーバー内に仮想的に複数のサーバーを設置するシステム」です。

また、VPSは「1台丸ごとレンタルする方法」と「1台のサーバーを共有してレンタルする方法」の中間のような位置付けで、運用費用を抑えつつ管理権限の自由度が高いというメリットがあります。(例えば、サーバーを1台丸ごとレンタルすると、費用が高くなるなどのデメリットがあります)

今回は、私がbot初心者ということも考えて、運用費用が安くて(月額1,000円程度)、ネット上に参考記事が多いVPSを採用します。

Macで動くVPS環境を用意する

本家のサイトで紹介されている方法はWindows環境が前提のため、この点は少し調査が必要でした。

というのも、私が使用しているPCはMacであるため、現在参考にしている記事の通りに操作しても、同じ結果が得られないのです。

これは、過去にPythonをインストールする際にも同じような状況がありました。

その時は「Mac Python」などで検索して環境構築に手間取りました。

しかし、今回は「調べれば絶対に解決策を見つけることができる」という確信があったため、「VPS Mac bot」などで検索をかけて様々な記事を読み漁りました。

VPSの理解や別のサーバーをレンタルして運用していくためにはどんなことが必要なのか、VPSサービスを提供している会社の種類などについて知ることができました。

VPSサーバーを選ぶ

今回選んだのは「さくらのVPS for Windows Server」です。(私がbot開発の参考にしている本家のサイトでも推奨されていました)

このサービスは最初の2週間は無料で使えます。

そのため、自分が解決できない問題に直面した時に別のサービスに移行しやすくするということが決め手でした。

もっと安いサービスもありましたが、サポートが従実していたり、ネットに詳しい解説記事が多数存在するという点も加味してこのサービスを選びました。

何らかのトラブルが発生したときに、結局は自分で調べることになります。

しかし、同じ課題にぶつかって解決したという内容の記事を見つける確率が高ければ、その分調査にかかる時間を短縮することができます。

特に参考になったのは以下の記事でした。

Mac環境でWindows VPSを利用するロードマップが丁寧に解説されていて助かりました。

Python×ビットコイン自動売買 | WindowsVPSを使って24時間365日動かす準備をしよう!

VPSサーバーをレンタルする・サーバーの設定をする・Anacondaのインストール

上記の記事を参考にしてAnacondaをインストールすることができました。

詳しい説明は、こちらの記事で解説されているため省きます。

細かい部分の補足はありますが、わざわざここで解説するまでもないため、今回の作業はここで終了です。

参考にした記事

今回は、これまでで最も多くの記事を読んで調べたので、役立った記事をまとめておきます。(自分の復習用という意味合いが強いです)

まとめ

今回は、作業自体は少ないものの「環境構築」の厄介さや調べることの多さを実感しました。

しかし、一度調べ切ってしまえば、あとはやるだけです。

特に今回はVPSサービスの比較なども調べることができたため、様々な選択肢があることも理解できました。

問題だと思っていることと一つずつ分解して、解決方法を調べていくという思考が馴染んできているのを感じます。

この調子でコツコツ学習を進めていきます。

次回は、「botの稼働状況の監視」をテーマに学習を進めていきます。

-Bot