前回の記事に引き続き、今回も仮想通貨botの開発状況をまとめていきます。
今回は「1%改善案のまとめ」をしました。
3月から4月まで書き溜めてきた「1%改善案」がたまってきたので、備忘録的にまとめてアウトプットします。
【1%改善案まとめ:3〜4月】
・行動のエネルギーを強烈な感情に頼りすぎないようにする
・処理のフローを書き出す
・疲れを感じる前に休憩する(昼寝や仮眠を挟む)
・Botのプロトタイプを2種類以上AIに書かせる(比較・検討)
・コードを書かせるAIも2種類以上用意する— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) April 27, 2024
私はBot開発を加速させる土台として、毎日の行動を振り返って1%改善することを意識しています。
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仮想通貨botの開発記録#63(2024/3/9)「1%改善案まとめ(1月〜2月)」
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1%改善の重要性については、梅原大吾氏の「1日ひとつだけ、強くなる」が参考になります。
【1%改善案まとめ:3~4月】
- 行動のエネルギーを強烈な感情に頼りすぎないようにする(突発的な衝動は長続きしないし、消耗も激しい)
- 処理のフローを書き出す
- 疲れを感じる前に休憩する(昼寝や仮眠を挟む)
- Botのプロトタイプを2種類以上AIに書かせる(比較・検討)
- コードを書かせるAIも2種類以上用意する
- 1%改善案で根付いていないものを毎朝読み上げる
- 決済の処理を一つの関数にまとめる
- 絶対にできることをやる(エディタを複数展開しない)
- 読書を通してメンタルモデルを作る
- 疲れている時は、今できそうなことをやる(行動のハードルを下げる)
- 環境構築は1時間以内で切り上げる
- ネタ切れだと思ったらマインドマップや読書や自分のブログを読み返して、そのネタの原点や原理を再確認する
- 開発前に軽く筋トレする(懸垂・腕立て伏せ・プランク)
- 視界に入る情報量を減らす
- これをやると決めたら、少なくとも1週間はコミットする
- 開発の前にしっかり筋トレする(20分以上)
- AIでbotのプロトタイプを作らせたら、その仕組み、特徴、メリット、デメリット、リスクを初心者向けの言葉で解説させる
- 作業中に他のことをやらない(スマホは別の部屋に置く)
- やるべきことを思いついたら付箋に書いておく
- リストアップしたことは目に見えるところに置く
- ツールの開発者が想定していない使い方を考える
- 習得したいスキルの練習問題をChatGPTに書かせる
- じっくり読んだり聴いたりする
- インプットをする時には、他のことを排除してそれだけに集中する
- アウトプットする時も、他のことを排除してそのことだけに集中する
- まず、本を開く
- 本を開く環境を整える
- 新しいモジュールをインストールする
- VSCodeをはじめエディタを変えた時は改めて環境構築をする必要があると心得る
- 構築した環境を引き継ぐ方法を調べる
- "上達しよう"という意識を捨てる(スキルの"上達"そのものを目的化するのではなく、あくまで目的達成の手段と心得る)
- それだけをやる
- 下を見ない(下を見ると慢心につながる)
- 上を見る(勝っている人や強い人の振る舞いを手本にする)
- よく寝る
- 体調がすぐれない時もとりあえず勉強用の動画や音声コンテンツを流す
- 怒りを変換して開発のモチベにする
- アイデアを人に話す(理解されなくても良い)
- 自分自身に説明しない(理解できていることを自分自身で再確認するのは時間の無駄)
- 感覚で理解していることは取り敢えずコードに書いてみる
- 閃きを言語化している過程でアイデアが死ぬので、まずはコードを書いてみる
- 1円でも多く拾う工夫に徹底的にこだわる
- 細部まで徹底的に詰める
- 開発中は投下する時間とその成果の関係性を意識するのを止める
- "作業"と"思考"の時間は分ける
- 作業に思考を挟まない
- 作業の目的を決めておく
【雑感】
4月は年度初めということもあり本業の方に時間と労力を割かれることが多くて、かなりのストレスがかかっていました。そのため、"Bot開発に割く時間を捻出すること"が最も大きなテーマでした。 組織で働くことのリスク(根本的な部分で意思決定の裁量権を他者に委ねていること)を改めて実感しました。
今回は技術的な改善案よりも精神面での改善案の比率が高かったです。これは、作業そのものよりも自身のメンタル面へのフォローが必要だったためだと考えられます。 また、新たにDEXBotにも手を出してみたり、フラッシュローンを絡めたアービトラージや清算Botのロジックを勉強したりもしました。
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仮想通貨botの開発記録#67(2024/3/30)「清算Botの開発①」
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色々と手を出してみて思ったのは、自分の得意分野を一つ確立させてしまうのが良いということです。
5月は高頻度Botの開発に集中します。その理由は、HFT(高頻度取引)はその手法がある程度体系化されていて、手をつけることがはっきりしているので、勉強や作業の方向性が決めやすく、勉強したことも無駄になりにくいからです。
今の所"狙って経験を積む"ということが最もやりやすそうなのが高頻度Bot開発であるため、今後1ヶ月程度はこの領域に集中します。
高頻度Bot開発のロードマップを作り込んで、開発と修正のループを加速させながらbot開発そのものを楽しみたいですね。
【宿題】
- 高頻度bot開発のロードマップを作る
- マインドマップや自分のブログを読み返す
- 自身に課した宿題を一つずつこなす
- 書籍や論文からの学びを実行に移す
まとめ
前回の改善案まとめを踏まえて改善案を作ることができるようになってきました。
やはり記録を取ることと振り返りは大切ですね。
長期で続けるという見通しを持っていることに関しては土台を整える工夫が必須なので、今後も改善案の記録は続けていきたいです。
"楽しみながら継続できる"工夫を忘れずに、今後もbot開発にコミットします。