Yodaka

yodaka(よだか) Crypto / DeFiを中心に、個人でアルゴトレード研究とbot開発をしています。 アービトラージ、マーケットメイク、Funding Rate、CEX–DEX間の価格形成、DeFi清算などを対象に、仮説 → データ収集 → 検証 → 実装のサイクルを回しています。 このブログには、完成した戦略だけではなく、仮説が棄却された過程や観測基盤の設計・失敗も含めて開発記録として残しています。

Bot DeFi bot DEX 開発ログ

2026/10/30

🛠️開発記録#601(2026/10/30)Solanaのボトルネックを追う――実取引と流動性の経済構造調査

こんにちは、よだかです。 引き続き、Solanaの市場調査を進めています。 10月24日から本格的に調べ始めたSolanaですが、今回は個別のDEXや取引方式を整理する段階から、実際に市場で何が起きているのかを追跡する段階へ進みました。 特に今回、研究の中心に置いているのが、エコシステムのボトルネックという考え方です。 市場のどこで流動性や資本が不足し、どのような参加者がその制約を引き受けているのか。そして、その行動に経済的な対価が発生しているのか。 こうした関係を理解できれば、単に価格差や戦略を探すより ...

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2026/10/27

🛠️開発記録#600(2026/10/27)DEX Arbの「判定不能」を分解する――短時間Runで見えた観測と実行の制約

こんにちは、よだかです。 ここ数日は、DEXアービトラージ(DEX Arb)のエッジ探索を進めています。 10月24日には、開発記録#598「Solanaを掘り始めた――高速チェーンに個人botterのエッジはあるのか」で、Solanaの市場構造と初期調査の結果を整理しました。 その後、原子的裁定(Atomic Arb)の継続監視を始め、並行して進めているEthereum・Base・ArbitrumのDEX Arb監視でも実相場の短時間Runを実施しました。 ただし、今回も利益を回収できるエッジが確立した ...

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2026/10/26

🛠️開発記録#599(2026/10/26)清算bot研究をいったん区切る――市場の制約が利益取得を決める

こんにちは、よだかです。 ここしばらく続けてきたDeFiの清算bot研究について、いったん区切りを付けることにしました。 これまでMorpho、Aave、Euler、Venus、Kaminoなど、複数の貸借市場を調べてきました。清算条件の観測、実際の清算取引の追跡、第三者としての実行可能性、担保の換金経路、競合との執行競争など、かなり幅広く検証しています。 直近では、PendleなどのPT(元本トークン)を担保とする市場を横断的に調査しました。 その結果、清算を実行できる仕組みや技術的な経路は確認できたも ...

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2026/10/24

🛠️開発記録#598(2026/10/24)Solanaを掘り始めた――高速チェーンに個人botterのエッジはあるのか

こんにちは、よだかです。 今日から、新たな研究対象としてSolanaを本格的に調べ始めました。 Solanaといえば、取引処理が非常に速く、手数料も安いブロックチェーンとして知られています。ただ、これまではその特徴を知識として把握している程度で、実際にどのような市場が動き、どのような参加者が利益を得ているのかまでは理解していませんでした。 そこで今回は、まずSolanaの基本的な仕組みを確認し、市場全体の構造を整理したうえで、3つのトレード戦略候補について実データを用いた一次調査を行いました。 目的は、S ...

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2026/10/23

🛠️開発記録#597(2026/10/23)DeFi botの戦略統合について考えていること

こんにちは、よだかです。 ここ最近は、DeFiのマーケットメイク(MM)、アービトラージ、清算、不均衡是正など、複数の仕組みを調べています。 最初はプロトコルごとに戦略仮説を立て、それぞれの市場で利益を取得できるか検証していました。 しかし、実際の取引履歴や資金移動を追跡するうちに、個々の戦略を独立したものとして捉えるだけでは、説明しきれない部分が増えてきました。 例えば、MMはそれ自体が収益源になる一方で、別の戦略の在庫管理やポジション調整に利用することもできます。アービトラージも、価格差を直接取得する ...

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2026/10/21

🛠️開発記録#596(2026/10/21)戦略仮説は入口――DeFiエッジ探索の考え方

今日は、DeFi botの研究を進める中で、少し抽象的な理解更新がありました。 ここ最近は、清算、マーケットメイク(MM)、Funding、不均衡是正、アービトラージなど、複数のテーマを並行して調べています。それぞれの研究で具体的なエッジ仮説を置き、プロトコルの仕組みを調べ、実際の取引履歴と照合しながら、botとして利益を取得できるかを検証しています。 ただ、研究を続けるうちに、最初に置いた戦略仮説だけでは実際の参加者の運用を説明しきれない場面が増えてきました。 同時に、個々の研究を通じて、収益を生む仕組 ...

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2026/10/20

🛠️開発記録#595(2026/10/20)Pendleのマーケットメイクを追う――元本と利回りを分けた市場の在庫管理と報酬

こんにちは、よだかです。 ここしばらく、DeFi(分散型金融)で個人の自動売買が取得できる利益機会を調べています。今回の対象は、将来の利回りを売買できるプロトコル「Pendle」です。 最初は指値注文と自動マーケットメイカー(AMM)の価格差、満期前後の償還などを調べていました。しかし、そこから実際に注文を提示している参加者の取引履歴を追ううちに、研究の関心が少し変わってきました。 Pendleでは、何を相手に売買して、何を在庫として抱え、何に対して報酬を受け取るのでしょうか。 今回は実在する流動性提供者 ...

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2026/10/19

🛠️開発記録#594(2026/10/19)DeFiの不均衡是正を掘る――市場ごとに異なるエッジの形

こんにちは、よだかです。 ここしばらく、DeFi(分散型金融)における市場の不均衡を調べています。 現在の目的は、単に価格差を探すことではありません。市場に偏りが生まれたとき、その偏りを改善する行動にどのような経済的な優遇が与えられるのか、そして、その優遇を個人の自動売買で利益として取得できるのかを調べています。 個人で自動売買に取り組むうえでは、市場の非効率性を見つけることが重要だと考えています。 これまで自分が利益を得られた取引を振り返っても、何らかの価格形成の遅れや市場間の条件差など、十分に効率化さ ...

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2026/10/18

🛠️開発記録#593(2026/10/18)予測できても取れない?――DeFi perpで考える、個人botterの戦場選び

こんにちは、よだかです。 ここしばらく、Hyperliquidの無期限先物市場を対象に、PMF Radarという観測機を開発しています。 無期限先物とは、通常の先物と異なり、あらかじめ決められた満期を持たないデリバティブ取引です。英語ではperpetual futures、略してperpと呼ばれています。 現在はHyperliquidの12市場から、建玉残高、注文板、売買価格差、約定情報などを継続的に取得し、市場が注文圧力に対してどのように反応するのかを調べています。 この数日間で、観測機の取得方法や品質 ...

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2026/10/15

🛠️開発記録#592(2026/10/15)エッジを見つけた先にある別の壁――DeFi botの観測環境を考え直した話

こんにちは、よだかです。 ここ数日、DeFiの清算市場を対象に、新しい取引機会の検証を進めています。 過去の取引や市場状態を調べる中で、利益につながる可能性のある構造が見つかりました。複数の過去事例を使った検証でも、その仕組みが実際に成立していたことを確認できています。 もちろん、これは現在の市場で利益を得られると証明できたわけではありません。次に必要なのは、その状態変化を実際の市場で事前に把握できるのか、ほかの参加者より早く行動できる余地があるのかを確かめることです。 そこで、発注を行わずに市場を観測す ...