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Yodaka
yodaka(よだか) Crypto / DeFiを中心に、個人でアルゴトレード研究とbot開発をしています。 アービトラージ、マーケットメイク、Funding Rate、CEX–DEX間の価格形成、DeFi清算などを対象に、仮説 → データ収集 → 検証 → 実装のサイクルを回しています。 このブログには、完成した戦略だけではなく、仮説が棄却された過程や観測基盤の設計・失敗も含めて開発記録として残しています。
こんにちは、よだかです。 ここしばらく、DeFiの清算について調べ続けています。 清算研究を始めた理由は、単純に「儲かる清算市場を探したかった」からではありません。 DeFiの清算メカニズムについて、まだ自分の中で分かっていないことがかなりありました。今でも分からないことは多いのですが、まずは自分なりに、 どういう状態変化によって清算機会が生まれるのか 第三者はどの時点でその機会を認識できるのか 清算した担保をどう換金するのか どこに個人botterが入り込める余地があるのか といった構造を整理し、そこか ...
こんにちは、よだかです。 ここしばらく、DeFiの清算を広く追っています。 どのプロトコルで、どのような状態変化をきっかけに清算が発生するのか。その機会は第三者から事前に見えるのか。見えたとして、本当に自分の環境で取れるのか。 今回Venusを調べたのも、その流れの一つです。 最初からVenus専用の清算botを作ろうとしていたわけではありません。過去の清算を広く見ながら、「どこで清算可能状態が生まれ、実際の清算者は何をしているのか」を追っていました。 その途中で、少し変わったケースが出てきました。 保存 ...
こんにちは、よだかです。 ここ2週間ほど、DeFiの構造から生まれる価格差や経済的な歪みを中心に、いくつかの候補を調べています。 出発点にあったのは、かなり単純な問いでした。 変換や状態遷移に摩擦があるなら、その前後に価格差が生まれ、それを取れることがあるのではないか。 DeFiには、似た経済価値を持つ資産を別の形へ変換する仕組みや、プロトコル内部で価値を戻す経路が多数あります。 その途中には、手数料、流動性、処理可能量、待ち時間、価格決定方法など、さまざまな摩擦があります。 ならば、その摩擦によって一時 ...
こんにちは、よだかです。 ここしばらく、DeFiの清算を対象にしたbot研究を続けています。 これまでは、特定の市場で発生した清算を起点に、 担保価格がどこで決まるのか Oracle(オラクル)がどの価格を参照するのか どの条件で借り手が清算可能になるのか 清算後に担保がどこへ移動するのか 第三者が実際に清算を実行できるのか 最終的に利益として回収できるのか といった経路を、一つずつ分解してきました。 その結果、「清算が起きる仕組みを理解する」という段階から、もう少し広く、 そもそも、どの清算市場を研究対 ...
こんにちは、よだかです。 今日は、Across Relayerを題材にエッジ探索を進めました。 開始時点では、Acrossの仕組みもRelayerの役割も十分に理解できていなかったため、まずはプロトコルの構造を確認するところから始めています。 そこから、注文処理のライフサイクル上にある状態変化に着目して仮説を立て、過去の取引データによる確認、経済性の検証、執行可能性の確認まで進めました。 最終的には、単純な裁定取引としては成立しない一方、一定の在庫条件を満たす場合には実行候補として残ることが分かりました。 ...
こんにちは、よだかです。 最近、AIを使ったエッジ探索の進め方が少し変わってきました。 以前よりも、候補を探す、資料を読む、類似事例を比較する、コントラクトや取引を確認する、といった作業そのものはかなり速くなっています。コードを書いて簡単な検証を行うところまで含めても、以前よりずっと低いコストで進められます。 一方で、別の問題が目立つようになりました。 調べられることが増えすぎてきた。 一つのテーマを調べると、そこから関連する事例や別の仮説が次々に出てきます。全部を深掘りしていると、研究時間はいくらあって ...
こんにちは、よだかです。 今回は、CurveのcrvUSDで使われているPegKeeperという仕組みを調べました。 出発点にあった問いは比較的単純です。 PegKeeperが動ける状態を事前に見つけて、自分で update() を実行すれば、呼び出し報酬を取れるのではないか。 調べ始めた時点では、かなり単純なKeeper botの候補として見ていました。 最終的には、 報酬はある。ガス代を引いても残る。しかも事前に見える。それでも、個人botterとしては追わない。 という判断になりました。 理由は、観 ...
こんにちは、よだかです。 今回は、GHOの価格を安定させる仕組みを利用した裁定候補を調べました。 最終的な判断を先に書くと、 歪みは見えた。実際に裁定されていることも確認できた。さらに、個人botから技術的に狙える可能性があるところまで確認した。それでも、今回はbotを実装しない。 です。 理由は、最後に残る利益が薄かったためです。 これまでの発信では、「市場現象としては見えるが、実際に取るところまで進むと弱くなる」というケースを何度か扱ってきました。 今回はそこから一段進んでいます。 「見えるか」だけで ...
こんにちは、よだかです。 ここしばらく、Perp Load Imbalance(PLI)というテーマを調べていました。 PLIという名前だけでは分かりにくいですが、出発点にあった問いは比較的単純です。 市場に積み上がっているポジションの負荷に対して、その市場が売買を処理する能力は十分なのか。 建玉が大きい。レバレッジが高い。一方向への偏りが大きい。 その一方で、注文板が薄い。流動性が弱い。急な注文を受け止める余裕が小さい。 こうした状態で何らかのショックが発生すると、市場は通常時より大きく不安定になるので ...
こんにちは、よだかです。 ここ数日は、CCMという研究を進めていました。 CCMは、**担保流動性と借入能力の不均衡(Collateral Capacity Mismatch)**を調べる研究です。 出発点は比較的単純でした。 DeFiのレンディング市場では、担保価値に応じて資産を借りることができます。しかし、担保として認められている資産が大量に清算されたとき、その資産を市場が十分に処理できるとは限りません。 たとえば、 清算対象になり得る担保は多い 実際に清算された担保が市場で売却される その売却量に対 ...