🛠️開発記録#285(2025/8/20)本日の開発ログ
今日は基盤を育てつつ開発の方針も根本から見直すこともした日でした。 “稼げるか”証明が私の現在の課題で、この部分が足を引っ張ってbotの開発が目標値の30〜40%程度の達成度になっています。 これらのbotの最小Liveを回してEV>0を証明するまで、全体であと3〜6週間程度はかかる見通しなので、引き続き他の戦略を実行するbotの開発も継続して、使える武器を増やしていきます。 流石に5つも異なる種類のbotを並行開発しているとどの戦略(≒bot)が筋が良いのか(悪いのか)を俯瞰できるようになってくる ...
🛠️開発記録#284(2025/8/19)本日の開発ログ
botのテストラン中は手が空くので、その間に次のbotをゴリゴリ作るようにしているのだが、フツーに脳のリソースが足りなくなってくる。これ、新しいことへの理解が不足しているからだな。もっと根本的な部分で戦略や実装の理解をしないとダメ。特に開発初期は頭をフル回転させているので腹も空く。— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 18, 2025 MMbot:概要 目的:① 自動停止(Alert → /am-webhook → disable_live)② p99/R ...
🛠️開発記録#283(2025/8/18)本日の開発ログ
本日は、止める→見える→触れるまで一気に進めた日でした。しかし、「止めの基盤」と「EV検証」の部分がまだ数字と噛み合ってない部分もあるので、明日はこの点を潰していくのがメインタスクになりそうです。 以下の4つに加えてガンマスキャルピングbotの雛形も作成しましたが、実装レベルに満たないため本日の掲載は省略します。 【明日のbot開発覚書】・CEX/DEX arb:閾値の大幅いじりと新監視の追加はもうやらない。打席を増やす。・清算スナイプ:窓/TTLは固定。いじるのやめる。・全体:EV(期待値)証明が後ろ倒 ...
🛠️開発記録#282(2025/8/16)本日の作業ログ
今回は“机上戦→実戦移行”のレバーに手がかかったかなという感じです。特にオンチェーン系は「怖いから止まる仕組みを作った」ので、今後もスモールステップを意識して開発を進めていきます。 MMbot 開発ログ 0. 目的と現状サマリー 目的:Binance Japanでのマーケットメイクによる安定収益化 達成度(稼ぐ観点):40% ±5% 土台(可観測性・接続・レイテンシ計測)は強化済み。 残りは α検証→Paper→最小Live の収益化フェーズと、自動停止の実戦確認。 最新実測 /metrics:GET 2 ...
🛠️週次報告(2025/8/9~8/15)
今週は余裕があったので並行開発botを一つ増やして3→4にしてみた。こういう時には“測る→小さく勝つ→増やす”を忘れがちなので、今後も淡々と積み上げる流れを維持していきたい。— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 15, 2025 サマリ ArbBot:30分バーンインで**エラー率を 0.044〜0.233%**へ減少、p99レイテンシ実測値は124–270ms 。実用域に近づく手応え。 MM/Short 系:Circuit Breaker(HALF_OP ...
🛠️開発記録#281(2025/8/13)本日の作業ログ
今日は「ちゃんと稼げる仕様に近づけた日」って感じでした。明日は「金の通り道を作る日」にするのが目標です。— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 13, 2025 MMbot現状サマリー ✅ 達成できたこと(技術) /metrics 空問題を完全解消:Exporterが単一REGISTRYを確実に配信、registry_build_info と monitor_boot_info の reg_id一致を確認。既定Collector(process_, pyth ...
🛠️開発記録#280(2025/8/12)個人トレーダーのための“高速×安全”設計——p99、レートリミット、中央制御
この記事は、個人開発の高速ボットを“安全に勝たせる”ための設計原則をまとめた実戦ドキュメントです。対象は CEX 中心に自作ボットを運用している個人トレーダー/エンジニア。先に要点だけ: p99 ≤ 250ms(md→decide→prelat→req→ack の往復)を安定達成 WSファースト+TTLキャッシュで REST を最小化 レートリミットは中央ブローカーで一括吸収(Permit/Report 型) 429/403/BANの“尾(p95/p99)”を潰す安全装置を先に入れる “速さ”より“尾と構 ...
🛠️開発記録#279(2025/8/11)Ember流レイテンシ分解で作るMM Bot——実測p99とA/B実験で磨く本番運用
最終更新: 2025-08-11 (JST) / 対象: Binance Japan 現物 / 実装言語: Python 3.12 + Rust はじめに——この記事で伝えること/背景と狙い 本記事は、Ember流のレイテンシ分解を中心に、MM(マーケットメイキング)Botを「設計→計測→実験→本番拡大」のサイクルで育てる実践知をまとめた技術記事です。以下をカバーします。 レイテンシ分解(md→decide→prelat→request→ack)と段階別p99バジェットの設計 観測・ダッシュボード(Pro ...
🛠️開発記録#278(2025/8/11)レイテンシ分解:CEX / CEX×DEX / DEXで違う“速さ”——個人botterのための周波数表と設計原則
要旨:高頻度系=「何Hzで意思決定し、どのくらいで手仕舞うか」。まず“頻度レンジ”を決め、そのレンジに合ったレイテンシ分解(md→decide→prelat→req→ack→fill)と**SLO(特にp99)**を置く。そのまま私の実装・運用に流し込めるハンズオン版の設計ガイドとして使う。 レイテンシ分解、掘っていく。https://t.co/B4S9EvGpxS— よだか(夜鷹/yodaka) (@yodakablog) August 8, 2025 本稿で使う「周波数」と「周波数帯」 周 ...
🛠️開発記録#277(2025/8/9)250msの壁を超える──DEX-CEX高速裁定Bot開発の舞台裏
1. はじめに 本記事では、私が開発しているDEX-CEX高速裁定Botの最新開発状況と、その設計思想を紹介します。今回のターゲットは、DEXとCEXの見積もり比較を時刻差250ms以内、サイクル全体を1秒以内で回すこと。対象はSolana系の銘柄を中心に監視優先度を設定し、ステーブルコインフローやTVL(Total Value Locked)の監視も並行して行っています。 即時性のある裁定機会は一瞬で消えるため、スピードこそ命です。Bot全体の設計方針も「遅い経路は切り捨て、確実に速い経路だけを通す」こ ...
