- BTC(ビットコイン)の「半減期」って何が起こるの?
- 「半減期」はBTC (ビットコイン)を買うタイミングにおいて重要だと言われているけど、どうしてなの?
- BTC(ビットコイン)の価値が上がる時期を知りたい!
- BTC(ビットコイン)をおトクに買う方法を知りたい!
今回は、そんな悩みを解決します。
「半減期」という言葉は聞いたことがある方でも、「その仕組み」や「それが仮想通貨を買うタイミングとどのような関係があるのか」ということをきちんと説明できる人は意外と少ないものです。
これを正しく理解すると、「ビットコインの賢い買い方」が分かります。
まず、結論から言うと
「次の半減期を迎える2024年までBTC(ビットコイン)の積み立て購入をしていく」
というのが私の投資戦略です。
私は、「半減期」という言葉の意味をよく知らないまま、BTC(ビットコイン)の買い増しをしていました。
しかし、「半減期」を理解してからは、BTC(ビットコイン)を戦略的に売買する見通しを持てるようになりました。
私は、2021年から本格的に仮想通貨投資を始め、日々、仮想通貨やDeFiやNFTについての発信や情報収集をしています。
仮想通貨を運用してお金を増やしたり、、、
株式の投資信託などで資産運用をしたりしています。
特に「守りを固めて、堅実に資産を増やすこと」が得意です。
本記事では、「ビットコイン投資が守りの投資戦略になる」ということも感じていただければと思います。
ビットコインについての理解を深めることで、仮想通貨を賢く売買するための知恵もつくので、ぜひ最後まで読んでいってください。
本記事を読むと分かること
- ビットコインの「半減期」の仕組み
- 「半減期」と価格の関連性
- 半減期を予測する方法
- ビットコインを賢く買う戦略
半減期とは?
「半減期」とは、「新たなビットコインの発行速度が半分になる時期」のことです。
過去に起こった半減期は3回。
1回目は、2012年11月、2回目は、2016年7月。3回目は、2020年5月。
約4年おきに半減期を迎えています。
「半減期」は、ビットコインの価値が希少になるタイミング。
そのため、次の半減期が発生するとされる2024年5月には、再びビットコインの価値が大幅に高まることが予測されているのです。
- マイニング報酬って何?
- なぜ、4年おきに発生するって分かるの?
次は、これらの疑問にお答えしていきましょう!
「半減期」の仕組み
マイニング報酬
ビットコインは、
「ブロックチェーンを生成するための計算式を一番早く解いた人に報酬として支払われる」
というカタチで発行されます。
「計算を素早く解いて、報酬を獲得する」ことを「仮想通貨のマイニング」と言います。
現在、一つのブロックを生成するともらえる報酬は6.25BTC(ビットコイン)。(2022年5月)
次の「半減期」が来ると、この報酬は6.25÷2=3.125BTC(ビットコイン)になります。
以下の表を見て下さい。半減期が来る度に、ビットコインの発行量はどんどん少なくなっていくことが分かります。
半減期 | マイニング報酬 |
---|---|
2008年 | 50BTC |
2012年 | 25BTC |
2016年 | 12.5BTC |
2020年 | 6.25BTC←今ここ |
2024年(予測) | 3.125BTC←次ここ |
「市場に出回るビットコインの量を少なくすることで、ビットコインの価値が暴落しにくいようにしている」というわけです。
また、ビットコインは無限に発行されるわけではありません。
発行上限が2100万枚(2100万BTC)と決まっています。
つまり、半減期を迎える度に、その希少性がどんどん高まっていくのです。
サラッと確認
「ブロックチェーン」というシステムの特徴3つ
- 利用者みんなで情報(データ)を記録・共有している
- 利用者みんなが手続きの過程と結果を確認できる
- 実行・形成された手続き(ブロック)が、その前の手続き(ブロック)の一部と紐づいている
新しいデータが次々と連なって形成されていく様子が「つながり・連鎖」をイメージさせるため、「ブロックチェーン」と呼ばれているわけですね。
実際には、ものすごく複雑な計算を超高速で解かなければなりません。
そのため、ビットコインのマイニングを行うには高性能のマシンや設備を用意する資本力が必要です。
なぜ、次の半減期が2024年だと分かるのか?
現在、ビットコインの次の半減期が到来するのは、2024年5月ごろだと予測されています。
では、なぜ半減期を正確に予測できるのでしょうか?
それは、ビットコインのマイニングのペースが決まっているからです。
ビットコインのマイニングは、10分間で1ブロックを生成します。
これ以上速くなることはありません。
そして、「210,000ブロック生成されるたびに、マイニング報酬が半減する」仕組みになっています。
これを基に計算をすると、、、半減期から次の半減期までの期間は、約4年間であるということになります。
21万ブロックを生成するのにかかる時間は、210,000×10(分)=2,100,000(分)。
2,100,000÷60=35,000(時間)
35,000÷24=1458.333,,,(日)≒4年間
ちなみに前回(2020年)は63万ブロックが生成された時点で半減期が発生していて、次の半減期が発生するのが84万ブロックが生成された時点だということが分かっています。このままビットコインのマイニングが進めば、2140年ごろに全てのビットコインの採掘が終わると考えられています。
ここまでのまとめ
- 半減期は約4年周期で到来
- 半減期を迎える度に、発行されるビットコインの量が半分になっていく
- ビットコインの発行上限は2100万枚
- ビットコインは、時間が経つにつれて価値が高まる仕組みになっている
- 21万ブロック分のトランザクションが完了すると、次の半減期が到来する
- 1ブロックの生成にかかる時間は、10分間
半減期と価格の歴史
- 半減期は価格にどんな影響を与えたの?
それでは、過去3回の半減期と価格の動きを詳しく見ていきましょう。
第1回:2012年11月
初めて半減期を迎えたのは、2012年11月28日。
この時は、まだ大幅な乱高下は見られませんでした。
ビットコインが大幅に価値を上げたのは、2013年11月ごろから。
ここでは、一時的に1,000ドルを超える価格がつきました。
第2回:2016年7月
2回目の半減期は、2016年7月9日でした。
この時には、半減期の前後で激しい値動きが起こっています。
また、半減期が訪れた後から、価格が緩やかに上昇しています。
5ヶ月後の12月には、ビットコインの価格は2倍に上昇しました。
第3回:2020年5月
3回目の半減期は、2020年5月12日。
一見安定しているように見えますが、左側のドル建ての数字に注目してください。
この時期は、50万〜100万ドルの間で価格の乱高下が発生しています。
7ヶ月後の12月には、ビットコインの価格は、約2.5倍に上昇しました。
予測される影響
次の半減期を迎えると、どんなことが起こるの?
ビットコインの価格が上がる
新たに発行されるビットコインが減ることで、希少価値が高まり、ビットコインの価格も上昇することが予測されます。
これまでは、半減期を過ぎた後で価格の上昇が見られました。
今後も、半減期を過ぎてから半年〜1年の間に、価格の上昇があると見込まれます。
半減期周辺で激しい値動きが起こる
半減期の前後では、売り買いが盛んになり、激しい値動きが発生することが予想されます。
最も多いのは、価格の上昇する可能性が高い資産として、投機目的で仮想通貨を売買する人たちの参入・離脱でしょう。
値動きの激しい商品は、いつの時代もお金儲けのチャンスです。
お金が集まるところに、人が集まります。
自分自身が搾取されないように立ち回ることを意識しましょう。
資本力のあるマイナーが生き残る
ビットコインのマイニングには、専用のマシンが必要です。
また、マシンを動かすための電気代や場所も必要です。
そのため、一般人がビットコインのマイニングで利益を出すのは非常に難しいです。
今後も、半減期を迎える度に、資本力のあるマイナー同士の競争が加速していくことが予測されます。
賢く買うには?
以上を踏まえて、ビットコインを購入する時期を考えてみました。
私の結論は、
「次の半減期を迎える2024年までBTC(ビットコイン)の積み立て購入をしていく」
非常にシンプルですね。
次の半減期周辺までがチャンス
値動きが激しくなる時期に購入するのは、得策ではありません。
予め値動きすることを見越して、今のうちから仕込んでおくと、価値が上がった時に慌てて買い増ししなくても済みます。
ビットコインは、半減期を過ぎた後に大きく価値を上げてきました。
半減期を迎える前から積み立て購入していきましょう。
ドルコスト平均法で買うべし
値動きの激しいものを買うときは、時期を分散させながら購入する方法が最も負けにくいベストな選択です。
例えば、1日1,000円ずつ購入していくなどですね。
買う機会を分けることによって、その期間全体の平均値で購入することができます。
「ビットコインの買い方を知りたい方」は、以下の記事を参考にして下さい。
【サクッと理解できる】仮想通貨の「板取引」とは?【スライドでビットコイン現物購入の流れも解説】
【初心者】bitFlyerでビットコインを買う方法【簡単3ステップで現物取引】
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます。
本記事の内容が、あなたのお役に立てば幸いです。
本記事のおさらい
- ビットコインの半減期とは「発行量が半分になる時期」
- 約4年周期で訪れる
- 次の半減期は2024年5月ごろと予測されている(その次は2028年)
- 半減期周辺で激しい値動きが起こる
- 半減期を過ぎた後、ビットコインの価格は大きく上昇してきた
- ビットコインの購入をするなら、積み立て購入がオススメ