前回の記事では、 「清算カスケードがいつ起きるかを予測する」のではなく、「ショックが入ったときに市場がどの程度壊れやすい状態なのかを観測できないか」 というテーマで、「清算脆弱性」の研究を始めたことを書きました。 (ここでいう「伝播」は、清算そのものが市場間を移動するという意味ではなく、価格変化や強制フロー、流動性悪化が別venueへ波及し、そこで新たなポジション解消や清算につながる過程を指しています) その後も観測を続けていたのですが、研究を進めるうちに一つ大きな問題が出てきました。 それは、 「そもそ ...