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Convex Finance(コンヴェックス ファイナンス)完全解説【特徴・仕組み・機能・使い方・注意点】

2022年8月25日

こんにちは、yodakaです。

  • Convex Finance(コンヴェックス ファイナンス)って何?
  • 特徴仕組みを教えてほしい
  • 機能使い方を知りたい
  • 使う時の注意点リスクはあるの?

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

Convex Finance(コンヴェックス ファイナンス)とは、他のDEXで発行されるトークンの運用利回りを高めてくれるDEXです。

現在は、CurveFraxに対応しています。

本記事では、Curveとの関連を中心に解説していきます。

Yodaka

Convex Finance仕組み使い方を知っておくと、DeFiでの資産管理運用効率を高める戦略を深く理解することにつながります。

本記事を読んで、DeFiマネーレゴの王道を学びましょう。

現在、Convexは、CurveFraxに対応しています。

本記事では、Curveとの関連を中心に解説していきます。

Yodaka

まずは、Curveについての知識を得てくと、本記事の内容が理解しやすくなります。

Curve解説こちらから】【Fraxとの連携についてはこちらから】

本記事を読むと分かること

  • Convex Financeとは何か?
  • Convex Finance仕組み
  • Convex Financeトークノミクス
  • Convex Finance機能
  • Convex Finance始め方・使い方
  • 使う時の注意点リスク

Convex Financeとは何か?

引用:https://www.convexfinance.com/

Convex Financeは、イーサリアムネットワーク上に作られた仮想通貨取引用のDEXの一つです。

DeFiプロジェクトのランキングサイトであるDeFi Pulseでは第5位の実績を誇ります。

引用:https://www.defipulse.com/

Convexのアプリでできることは

CurveのLPトークン運用の効率を高めること

です。

CRVブーストって何?

CRVブーストとは、veCVRの保有量に応じてLPトークンをステーキングした時の報酬が増える仕組みのことです。

Yodaka

Curve関連のトークン

CRV:Curveが発行するネイティブトークン。LPトークンのステーキング報酬としてもらえる。

veCRV:CRVをロックするともらえるガバナンストークン。ロックする期間が長いほど、多くもらえる。

トークンの流れはどんなイメージ?

それでは、Curveブーストの流れを見てみましょう。

Yodaka

①ユーザーはCurveに仮想通貨を預ける ②CurveはユーザーにLPトークンを発行する

③ユーザーはLPトークンを預ける ④CurveはCRVトークンを渡す

⑤ユーザーはCRVトークンをCurveにロックする ⑥CurveはveCRVトークンを渡す

⑦veCRVトークンの保有者は④でもらえるCRVが増える (veCRVをたくさん持っているほどもらえるCRVが増える)

ここにConvexが入るとどうなるの?

Convexは③〜⑦を代行します。

Yodaka

①ユーザーはCurveに仮想通貨を預ける ②CurveはユーザーにLPトークンを発行する

③ConvexはユーザーからLPトークンを預かる

④ConvexはLPトークンを預ける ⑤CurveはCRVトークンを渡す

⑥ConvexはCRVをロックする ⑦CurveはveCRVを渡す

⑧ConvexはCRVブーストの恩恵を受けて、CRVトークンを多く受け取る

⑨利益をユーザーに再分配する

さらに、Convexが手続きを一括して行うことで、個人で取引するよりも手数料(ガス代)を抑えることができます。

Yodaka

手数料(ガス代)の解説はこちらから】

ポイント

  • ConvexはCurveのブースト機能を取りまとめて行うDEX
  • ユーザーはCueveで獲得したLPトークンをConvexに預け入れることで、より高い金利を得ることができる

開発・運営

Convex開発・運営はどうなっているの?

引用:Medium|Convex Finance

Convexの運営・開発については公式ブログで知ることができます。

Yodaka

公式ブログに最初の記事が投稿されたのは、2021年4月15日

プロジェクトの概要Curve開発チームのサポートを受けたりしていることがまとめられています。

アプリのローンチは、2021年5月17日

開発の進展が定期的に報告されていて、システムの欠陥もバグバウンティプログラムによって事前に対処されてきた歴史もあります。

ローンチ1周年を記念した記事では、CurveとConvexを支えるプロジェクトやサポートアプリなども紹介されています。

2021年6月にはDNSを介したハッキング攻撃にあっていますが、すぐに対応がなされています。

コミュニティの連携を図りながら着実に成長を続けるプロジェクトであることが分かります。

Yodaka

Convex Financeのトークノミクス

Convexのトークノミクスを見てみましょう。

Yodaka

トークノミクス

トークン」と「エコノミー」を組み合わせた言葉。「トークンが作り出す経済圏」のこと。ブロックチェーンの内部及びそれに関わる外部要因も指す。

「トークンの分配」・「供給スケジュール」・「所有と利用のインセンティブ」などの要素から分析される。(トケノミクス、トーケノミクスとも)

こちらの記事が詳しく解説してくれています。

引用:ConvexのDocs
  • 50%:Curve LP報酬
  • 25%:流動性マイニング
  • 1%:veCRV保有者
  • 1%:ホワイトリストに投票したveCRV保有者
  • 10%:運営・開発チーム
  • 9.7%:コミュニティの財源
  • 3.3%:投資家

Convex関連のトークン

CVXトークン

Convexは「CVX」という独自トークンを発行しています。

CVXトークンはプロトコルに16週間ロックすることで、以下のメリット得ることができます。

  • ステーキング報酬増加する(5%→6%)
  • コミュニティの議決権であるveCRVの割り当てについての発言権を得る

CVXをロックしたユーザーは、Votiumbribe.crv.financeで投票プロセスに参加し、追加の報酬を請求することができます。

【詳しい方法はこちらから】

cvxCRV

cvxCRVトークンは、運用可能なveCRVです。

ConvexでCRVをcvxCRVに変換することができます。

一度変換したcvxCRVを元に戻すことができません。

しかし、ConvexではcvxCRVをステーキングすることで、一定額の手数料とCVXを受け取ることができます。

補足

普通であれば、veCRVトークンはプロトコルにロックされるため、資産として運用することができません。

しかし、CurveとConvexは、Curveが形成する経済圏をより強力にすることを狙っているので、Curveのエコシステムに中にとどまるユーザーにcvxCRVステーキングというインセンティブを与えることで、大口のユーザーを止める設計にしているのだと考えられます。

Convex関連のトークンの動向は、以下のページの情報が参考になります。

Yodaka
引用:Dune|Marco V|Convex Finance

Convex Financeの機能

Convex Financeでは、どんなことができるの?

ここからは、Convex Financeの3つの機能「Stake」「Claim」「Lock CVX」について解説していきます。

Yodaka

手数料

  • CRV収益に対して:17%
  • 出金手数料:なし

参考:手数料の詳細

Stake

大きく分けて3種類のステーキングの方法があります。

Yodaka

LPトークンのステーキング

Curveで獲得したLPトークンを預け入れることができます。

Convexの利用には、Curveを使うことが前提です。

そのため、基本的な動きは

  • Convexから運用したいPoolを探す
  • Curveで仮想通貨をDepositしてLPトークンを獲得する
  • ConvexでLPトークンを預け入れる

となります。

別のDEXでLPトークンを調達してきてもOKです。

Yodaka

CRVトークンの変換+ステーキング

CRVトークンをcvxCRVトークンに変換します。

一度変換したcvxCRVトークンは、元に戻すことはできません。

cvxCRVとトークンをConvex Financeで運用することで、追加の利回りやCVXトークンを獲得したりすることができます。

参考:CRVの変換とcvxCRVのステーキング

CVXのステーキング

ConvexのネイティブトークンであるCVXもステーキングすることができます。

後述のLock CVXと違い、こちらは普通のステーキングで、ロック期間などはありません。

Claim

Convexプロトコルに報酬を請求することができます。

  • CurvePools:LPトークンをステーキングした報酬を受け取ることができます。報酬は各Poolによって異なります。
  • Staked cvxCRV:cvxCRVをステーキングした報酬として、CRVトークンなどを受け取ることができます。
  • Staked CVX: ステーキングしたCVXの報酬としてcvxCRVトークンを受け取ることができます。
  • Locked CVX:ロック期限を過ぎたCVXのロックを解除します。
  • Airdrop:veCVRの保有者など一定の条件を満たしたユーザーはCVXトークンのエアドロップを受け取ることができます。

Lock CVX

CVXトークンをプロトコルにロックして、veCVXとして機能させます。

ユーザーは、コミュニティの議決権を獲得し、プロジェクトの運営方針等に投票できるようになります。

ロック期間は16週間です。

Convex Financeの始め方・使い方

【準備①】仮想通貨のウォレットを用意する(MetaMaskなど)

MetaMaskのウォレットアカウントの作り方仮想通貨の購入方法は、以下の記事を参考にして下さい。

Yodaka

【準備②】LPトークンを獲得する

CueveでのLPトークンの入手方法は、以下の記事を参考にして下さい。

Yodaka

準備ができたら、早速Convex Finaceを使っていきましょう!

Yodaka

ウォレットを接続する

Convexのトップ画面から「Connect Wallet」をクリックして→「使用するウォレット」を選択。

LPトークンのステーキング

「Stake」をクリック。

「預け入れるプール(Pool)」を選択。

「預け入れる数量」を入力。

「Approve」をクリック。⑤「Deposit & Stake」をクリック。

cvxCRVのステーキング

「Stake」をクリック。

「預け入れる量」を入力。

「Approve」をクリック。④「Stake CVX」をクリック。

報酬の請求

「Claim」をクリック。

報酬を請求したい部分を選択。③「Claim All」をクリック。

CVXトークンのロック

「Lock CVX」をクリック。

「ロックする数量」を入力。

「Approve」をクリック。④「Lock CVX」をクリック。

使う時の注意点やリスク

Convex Financeを使うときに、どんなことに気をつけたら良いの?

では、最後に、Convex Finace特有のリスクなどをまとめます。

Yodaka

Curveのリスクを継承している

Convexは、Curveあってこそのプロジェクトです。

Curveにおける流動性提供の仕組みやステーブルコインについて理解を深めることがリスク管理に役立ちます。

限定されたエコシステム

Curveは、DeFiプロトコルの中では圧倒的な強さを誇ります。

暗号通貨を扱うプロジェクトの中では、もはや太刀打ちできるものはないほどのシェアを誇るがゆえにConvexが利益を生み出すことができるのです。

現在、このCurve×Convexのようなモデルでエコシステムを生み出そうとしているプロジェクトが次々に作り出されています。

もっとも、それらはCurveほどの規模をもたないため、そのほとんどはうまくいっていません。

それでも、Convexが作り出しているのはCurve経済圏という限定的なエコシステムであ理、経済を外部に回す点においてCurveを上回るプロジェクトが出てきた場合、ConvexとCurveはその優位性を失う可能性があります

DeFi特有のリスクについては、以下の記事を参考にしてください。

Yodaka

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

CurveはDeFi界隈でも巨大な力を持つDEXなので、Convexを賢く利用すれば効率の良い資産運用ができますね。

Yodaka

本記事の内容が参考になれば幸いです。

本記事のまとめ

  • Convex Financeは、LPトークンの運用効率を引き上げるDEX
  • 主にCurveの流動性マイニングのブースト機能を利用している
  • 他のDEXで獲得したLPトークンをまとめて預かり運用し、その利益をユーザーに再分配する
  • Convex Financeは、Curveを中心とした巨大なエコシステムを形成している

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