こんにちは、yodakaです。
- 仮想通貨の長期保有って何?
- どんなメリット・デメリットがあるの?
- 仮想通貨の長期保有におすすめの取引所はどこ?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
仮想通貨の長期保有とは
一度買ったら手放さず、数年間にわたって保有し続ける投資法
のことです。
長期にわたって絶対に手放さないので、「ガチホ=ガチ(本気)でホールド(抱えておく)」と言ったりもします。
価格変動の激しい金融商品だからこそ、仮想通貨には長期保有が有効です。
私は、2020年から株式の投資信託を始めて資産を増やしたり、
2021年からは、仮想通貨の運用もしながら資産を増やしたりしています。
特に「守り」の投資戦略が得意です。
そんな私がコツコツ取り組んでいるのが「ビットコイン&イーサリアムの積立投資」です。
もし、あなたが仮想通貨投資をしようか迷っているのなら、まず最初にやるべきは
ビットコインの積立投資(CoinCheck or bitbank or bitFlyerで)
これ以外にありえません。
なぜ、私が仮想通貨の長期保有(ガチホ)をしているのかをバッチリお伝えしていきます。
あなたの投資戦略を考える上で、参考になれば幸いです。
本記事を読むと分かること
- なぜ、ビットコインを選ぶのか?
- 長期保有のメリット・デメリット
- リスク管理の方法
- おすすめ取引所
- ガチホしたい銘柄
なぜ、ビットコインを選ぶのか?
私がビットコインを選ぶ理由は、8つあります。
まず、これらの内容をざっくりまとめると
ビットコインは、すでに世界の金融・経済と深く結びついているから
ということになります。
順番に見ていきましょう。
1、既に価値があると認められている
あなたは、「なぜお金に価値があるのか」を考えたことがありますか?
それは、「大勢の人が価値が保証されていると信じているから」です。
この記事を書いている現在(2022年5月)、1BCT=約390万円。
これは、2位のイーサリアムの10倍以上の価格です。(1ETH=約24万円)
また、ビットコインは価値が高いだけでなく、世界中の取引所で盛んに売買が行われています。
国内外問わず、どの仮想通貨取引所の板を見ても、リアルタイムで次々に取引がなされていることが分かります。
既に多くの人が、ビットコインを資産として認識し、金融価値のあるものという認識を確立しているのです。
2、発行後から価値を高め続けてきている
ビットコインは、発表された2008年からこれまで、じわじわと価値を高め続けてきました。
価格の変動は激しいものの、長期的に見て、しっかりとその価値を伸ばしてきたことが分かります。
これは、仮想通貨の中でもかなり珍しいケースです。
たいていの仮想通貨は、発行後にその価値を急激に落とします。
ビットコインは、これからも伸びていくものとして多くの人が期待しています。
3、発行上限が決まっている
ビットコインは、無限に発行できるわけではありません。
その発行上限が、2100万枚に限定されています。
このことから、事実上いくらでも増し刷りすることのできる法定通貨を違って、価値の下落を起こしにくい設計になっています。
つまり、時間が経てば経つほどビットコインの希少性は高まり、価値が上がっていくのです。
4、「ビットコインは安全」という共通認識がある
先日の仮想通貨の暴落を受けて、「多くの人が仮想通貨をビットコインに変える」という動きがありました。
仮想通貨界隈では、「いざという時は、ビットコインに交換しておけば良い」と考えている人達が、かなりの割合で存在するのです。
「相場が下落している時に頼られやすいもの」は、信頼が溜まっている証拠です。
5、担保として用いられている
ビットコインは、別の仮想通貨を発行するための担保としても機能しています。
例えば、DAI(ダイ)という仮想通貨は、ビットコインと担保にして発行される仮想通貨です。
実際にDAIを用いて、金融取引の決済も可能です。
他の金融商品の担保としても信用がある仮想通貨がビットコインなのです。
↓↓↓詳しくは、以下の記事を参考にしてみてください。
【徹底解説!】MakerDAO(メイカーダオ)って何?【DeFiで稼ぐ基礎基本を学ぼう】
6、2024年に半減期を控えている
ビットコインは、約4年ごとに発行数が半分に減っていくという仕組みになっています。
この時期のことを「ビットコインの半減期」と言います。
過去3度訪れた半減期の後、ビットコインはその価値を大きく上昇させてきました。
次の半減期は2024年5月ごろと見られているので、今からコツコツと積み立てをしていくと、大きなリターンが得られる可能性が高いのです。
「ビットコインの半減期」についての詳しい説明は以下の記事を参考にしてください。↓↓↓
【意外と知らない】「仮想通貨・BTC(ビットコイン)の半減期」とは?【仮想通貨を賢く売買するために知っておきたい知恵】
7、ビットコインのマイニングがビジネスになっている
ビットコインを新たに発行する作業のことを「ビットコインのマイニング」と言います。
現在、この作業自体が、巨大なビジネスとして回っています。
何十万円、何百万円もするマシンを用意して、適切な環境を整えてマイニングを行う専門の業者がいくつも立ち上がっているのです。
ビットコインの発行自体がビジネスを生み、経済活動の一部を回している限り、ビットコインの優位性は保たれたままでしょう。
8、ドルに対して強い
ビットコインは、世界の基軸通貨である米ドルに並び立つ優位性を持っています。
過去10年間のデータによると、米ドルに対して価値を高めてきた通貨はたったの2種類。
その一つがなんとビットコインなのです。(もう一つは、イスラエルの通貨:シェケル)
「世界の基軸通貨に対して価値を保てる」という点は、非常に大きな強みです。
長期保有のメリット・デメリット
とはいえ、長期投資にもメリット・デメリットがあります。順番に見ていきましょう。
メリット
心も時間も楽
長期投資は、値動きを気にする必要がありません。
あなたのやるべきことは、定期的に淡々と買い増しをしていくだけ。
値動きがあろうとなかろうと関係ありません。
チャートに張り付いたり、難しい勉強をしたりする必要もありません。
どうせ、価値が上がると確信しているので、暴落が来ても「また来たね」くらいの気持ちになれます。
短期で儲ける方法ではないので、お金に関する心配事を減らして、自分のやりたいことに集中できるようになります。
高騰した瞬間を逃さない
天才でもない限り、相場を読むのは不可能です。
つまり、値上がりがいつ来るのかを完全に予測することはできないということです。
長期保有において、値上がりのチャンスを逃した場合、資産の増加に劇的な差が生まれてしまいます。
しかし、価格が高騰した時に、その商品を持っていれば確実にその恩恵を受けることができます。
長期投資とは、絶対に値上がりを逃さない投資戦略なのです。
換金するまでは課税されない
仮想通貨の収益において、気になるのが「税金問題」です。
税金については、別記事でまとめる予定ですが、仮想通貨周りの税制は非常にややこしいです。
(DeFi運用した資金やNFT転売の損益に関する税金は、本当に頭が痛くなります、、、)
しかし、長期保有ならば、この問題に当面の間は、悩むことはありません。
なぜなら、別の通貨に換金しない限り、利益と見なされなず、納税の義務が発生しないからです。
現在、仮想通貨については「分離課税にする」議論も進んでおり、長期保有している間に税制が改正される動きも期待されています。
「日本における税制が改正されるまではガチホする」くらいの見通しで投資をするのもアリかもしれません。
レンディングでさらに増やすことができる
ビットコインやイーサリアムなどは、Nexoなどの別の取引所で預かってもらってそこから金利をもらうという運用方法もあります。
日本ではまだ少ないですが、海外の取引所では、かなり大規模にビジネスとして成り立っています。
ある程度まとまった仮想通貨があるなら、レンディングサービスの利用を視野に入れてみても良いかもしれません。
取引所によっては5%以上の年利で運用してくれるところもあります。
この点については、また別記事で紹介します。
デメリット
これといったデメリットがないことが長期保有の特徴ですが、あえて書くなら2点あります。
短期では稼げない
長期保有は10年20年かけて資産を増やしていく方法です。
短期で利益を出したい人は、やるべきではありません。
特に、初めの2、3年は資産が増えていくことを実感しにくく、資産を売却してしまう方もいます。
他のプロジェクトが気になってしまう
「億り人」という言葉に憧れて仮想通貨界隈に入ってきた人は、少なくないでしょう。
Twitterをはじめ、様々なSNS等では「爆益を上げた報告」が流れてきます。
そこに憧れて、持っている仮想通貨を一発逆転のチャンスにかけてみたくなるかも知れません。
そもそも、積立投資というのは、「自分の時間を作るため」に行うので、それをやることによって時間が取られてしまうような情報には触れるべきでありません。
リスクと管理方法
余剰資金で投資する
余剰資金とは「生活に支障が出ないお金」のこと。
仮想通貨は、他の金融資産と違ってその価値が限りなく0に近づくリスクがあります。
長期戦略のプロでもない限り、借金をしてまで投資をすべきではありません。
あくまで初めは、「余ったお金」「消えてもヘラヘラしていられるくらいの金額」で購入するようにしましょう。
「利益確定」と「損切り」のラインを決めておく
どこまで利益を得たら売るのか。
どこまで値下がりしたら手放すのか。
この2つは必ず決めておきましょう。
あなたの投資は、何年後のためにやっているのですか?
↑この質問も常に思い返せるようにしておくと、直近の値動きに心惑わされることもなくなります。
数年後、数十年後の使うための資産なら、損失時の撤退だけ考えておけば良いのです。
ルールを守る
自分で決めたルールは、絶対に守りましょう。
ビットコインの保有者は1年未満の方が大半です。
ほとんどの人は、長期の保有に耐え続けることができないのです。
だからこそ、差がつくのです。
私自身は、10年〜20年はビットコインを売らないつもりで買っています。
定期的に勉強を続ける
仮想通貨に不安を感じるのは「知らないから」です。
また、金融やテクノロジーや歴史や人間心理と複雑に絡み合っているので、難しく感じてしまうのです。
しかし、覚えておいてほしいのは、「仮想通貨はテクノロジー」ということです。
つまり、人が作ったものなので、その技術自体は再現可能で説明ができるのです。
まずは、ブロックチェーンの勉強を続けることで、仮想通貨を支える仕組みを理解していくことが一番のリスク管理になります。
SNSを見過ぎない
SNSを必要以上に見ないこと。
これを実行するだけで、長期保有の成功率は驚くほど高まります。
仮想通貨の世界は、情報の更新が非常に早いので、毎日新しいプロジェクトが立ち上がります。
SNS上では、短期的に価値を生みそうなプロジェクトの情報や爆益報告も溢れかえっています。
多くの人は、購入している仮想通貨を使いたくなってしまいます。
ですが、そこに釣られてはいけません。
だから、そもそも心を乱すような事象に触れなければ良いのです。
おすすめ取引所
積立投資をするだけなら、基本的には好きな取引所を使えばOKです。
ポイントは「現物取引・板取引」で購入すること。
参考:【サクッと理解できる】仮想通貨の「板取引」とは?【スライドでビットコイン現物購入の流れも解説】
初心者のうちは「使いやすさ」「手数料」「セキュリティ」「運用実績」などが判断基準になります。
リスク分散の面からも、複数の口座を解説しておくことをオススメします。
まずは一つ利用してみて、慣れてきたら少しずつ別の取引所も使ってみると良いですね。
私が利用している取引所は、以下の3つ。
Coincheck
初心者に優しい取引所。
インターフェースがシンプルで、主要な仮想通貨のチャートも見やすい。
取引手数料も無料。
PC版の板取引画面が見やすく、板取引初心者はまずここから始めるのがおすすめです。
参考:【初心者でも安心!】CoinCheck(コインチェック)で仮想通貨運用を始める方法【口座開設〜買い方・送金まで】
bitbank
私は、主にここの口座でビットコインの積立投資をしています。
それなりの流通量があるので、相場に近い価格でビットコインを購入することができます。
セキュリティの信頼性も高く、良心的な運営をしている取引所。
参考:【初心者】bitbankでビットコインを買う方法【簡単3ステップで現物取引】
bitFlyer
ビットコインの流通量が、日本で最も多い取引所です。
スマホアプリでも板取引が利用できる点も便利。
利用に慣れてきたら、玄人向けの「Lightning」という購入方法も可能。
ビットコインで還元される「ビットフライヤークレカ」の発行もしています。
bitFlyerの口座を持っておくと、他の様々なサービスと繋げることもできるので、口座開設しておいて損はありません。
他のサービスと紐付いている仮想通貨の受け取り口座も、bitFlyerであることが多いです。
参考1:【初心者】bitFlyerでビットコインを買う方法【簡単3ステップで現物取引】
参考2:【カンタン3ステップ】bitFlyerでTポイントをビットコインに変える方法
私が購入している銘柄
他にも私が触っている仮想通貨を紹介します。
ETH(イーサリアム)
現在、仮想通貨の価格で第2位。(2022年6月)
スマートコントラクトを実装した仮想通貨。
ブロックチェーンの上に様々なアプリを紐づけることを可能にした技術がイーサリアムです。
様々な場面で取引に用いられていて、今後もさらなる発展が期待されています。
↓ETHの活用実例は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
【注目のNFTコレクション】Crypto Ninja Partners(CNP)の購入方法【4ステップで買えるガイドマップ!】
【徹底解説!】Instadapp Lite(インスタダップ ライト)で始めるDeFiステーキング【ローリスク&ミドルリターン】
BNB(バイナンスコイン)
世界最大の仮想通貨取引所Binanceが発行する仮想通貨。
BNBを所持していると、新規上場のアルトコインの情報や先行購入の権利などが手に入ります。
「DeFi運用」という、より発展的な仮想通貨の運用方法にも展開していくことができます。
↓実際にBNBを運用する例については、以下の記事を参考にしてみて下さい。
【初心者でも安心!】PancakeSwap(パンケーキスワップ)でDeFiを始める方法
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます。
本記事の内容があなたの投資戦略を考える上での参考になれば幸いです。
本記事のおさらい
- ビットコインは、仮想通貨の中で最も信頼性が高い
- 世界の金融・経済と深く結びついている
- 長期保有という戦略は、手間がかけずにゆっくりと資産を増やす方法
- 定期的に勉強を続けることが大切(ブロックチェーンについての理解は絶対に必要)
- おすすめ取引所は「Coincheck」「bitbank」「bitFlyer」