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【仮想通貨ウォレット解説】XDEFI Walletって何?【特徴・仕組み・機能・使い方・注意点】

こんにちは、yodaka(よだか)です。

  • XDEFI Walletって何?
  • 特徴仕組みを知りたい
  • 機能使い方を教えてほしい
  • 使うときの注意点リスクはあるの?

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

XDEFI Walletとは、マルチチェーン対応のウェブウォレットです。

Yodaka

本記事を読んで、クリプト界隈で生き延びる知恵を身につけていってください。

本記事を読むと分かること

  • XDEFI Walletとは何か?
  • XDEFI Wallet特徴仕組み
  • XDEFI Wallet機能
  • XDEFI Wallet始め方・使い方
  • 使うときの注意点リスク

情報ソース

XDEFI Walletとは何か?

https://www.xdefi.io/

XDEFI Walletとは

様々なブロックチェーンに対応した仮想通貨ウォレット

です。

仮想通貨のウェブウォレットは対応するブロックチェーンが数種類に限定されていることが一般的です。

多彩なチェーンで仮想通貨のDeFi運用をするためには、ウォレットを複数種類用意したり、別のブロックチェーンに対応するようにウォレットの機能をアップデートさせたりする必要があります。

また、ウォレットごとに仕様が異なるため、新たに使い始めたウォレットには使いたい機能が不足していたり、使い勝手が悪かったりすることもあります。

そこで、XDEFI Wallet

様々なブロックチェーンに対応した規格のウェブウォレット

を提案・発表しました。

17種類のブロックチェーンに対応しているため、複数のチェーンにまたがって資産運用をしたり、ブロックチェーンゲームで遊んだりするユーザーにとってはとても便利です。

また、ビットコインのウォレットとして機能する点も特徴の一つです。

複雑な資金管理を一つのウェブウォレットでまとめて行いたい方様々なブロッックチェーンでアプリを使ってみたい方は、XDEFI Walletを選択肢の一つとして考えてみても良いでしょう。

Yodaka

開発・運営チーム

https://www.xdefi.io/the-team/

XDEFI Walletは、専門の開発チームとして開発・運営を行なっています。

ITサービスITコンサルティングを行う会社として構築されています。

人材募集サイトのLinedInで確認すると、20人以上の人材で構成されていることが分かります。

公式ブログでは、提携するプロジェクト他のブロックチェーンの解説をまとめています。

Twitterアカウントでは、最新のアップデート情報関連プロジェクトの動向などを発信しています。

XDEFI Walletの特徴

XDEFI Walletにはどんな特徴があるの?

XDEFI Wallet特徴は主に7つ

  • 17種類のチェーンに対応
  • シンプルな機能
  • 所有NFTの一覧を確認できる
  • 仮想通貨の購入ができる
  • Google Chromeに対応
  • 既存のウォレットと同期できる
  • 教育コンテンツが充実している

順番に見ていきましょう。

Yodaka

17種類のチェーンに対応

XDEFI Walletは、17種類のブロックチェーンネットワークで利用可能です。

ブロックチェーンの始祖ビットコイン、DeFiの主要なブロックチェーンであるイーサリアムやその他の有力チェーンなどを一通り網羅しています。

対応しているブロックチェーンは以下の通り。

対応チェーン一覧

これからDeFiを始めたい方は、XDEFI Walletの利用を選択肢の一つとして考えてみるのも良いでしょう。

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シンプルな機能

XDEFI Walletの機能は非常にシンプルです。

基本的な機能は、

送金(Send)・受信(Receive)・購入(Buy)

の3つに絞られているため、仮想通貨ウォレットとしての機能をシンプルに果たすことができます。

所有トークンの一覧をブロックチェーン毎に素早く切り替えて確認することもできるので、資産の確認を手早く行うことにもつながります。

所有NFTの一覧を確認できる

XDEFI Walletでは「NFTボタン」を押すことで

所有するNFTの一覧を確認する

ことができます。

利用する仮想通貨ウォレットによっては、NFTに付随する画像アイコンなどはウォレット自体に読み込まないと表示されないこともあります。

しかし、XDEFI Walletのように初めから所有するNFTが表示されるタイプのウォレットもあるため、自身の資産を視覚的に確認しやすく、とても便利です。

仮想通貨の購入ができる

XDEFI Walletを介して、他の取引所から法定通貨で決済して仮想通貨を購入することもできます。

取引所(ここではRampを利用してる)に事前に登録を済ませておく必要があったり、居住地域による利用制限がかかったりする可能性はあります。

しかし、所有するウォレットアカウントに直接仮想通貨が送られる点は便利です。

この機能により、

①取引所に対応する口座に法定通貨を入
②取引所で仮想通貨を購入
③個人のウォレットに送金

というプロセスを省略することができるからです。

決済を素早く行いたい時などに利用したい機能の一つですね。

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Google Chromeに対応

XDEFI Walletは、Google Chromeに対応したアプリです。

メジャーなWebブラウザであるGoogle Chromeは多くの人が利用するサービスです。

別のWebブラウザを利用している方は、Google Chromeをインストールする必要があります。

どうしても他のWebブラウザで利用したい場合は、何らかの方法でGoogle Chromeを仲介させて利用する必要があります。

Brave等のWebブラウザは、Google Chromeの拡張機能を同期することも可能ですね。

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既存のウォレットと同期できる

XDEFI Walletは、他のウェブウォレットとも互換性があります。

例えば、MetaMaskのウォレットアカウントをインポートして、それをXDEFI Walletで利用することができます。

また、ハードウェアウォレットにも対応しているため、それらも含めた資産管理を一括で行うことも可能です。

教育コンテンツが充実している

XDEFI Walletの公式サイトには、XDEFI Academyという教育コンテンツがあります。

これは、

クリプト・ブロックチェーン・ 仮想通貨・DeFi・NFTなどについて技術的な側面から解説をしているコンテンツ

です。

特に、セキュリティ面についての項目は必読です。

様々なプロジェクトを支える仕組みをきちんと理解することで、仮想通貨やNFTを安全に扱うリテラシーを身につけることができます。

こうした教育コンテンツに目を通すことは、自己防衛の方法を学ぶことにつながります。XDEFI Walletに限らず、こういった教育コンテンツに出会ったら、一通り目を通しておくことをお勧めします。

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XDEFI Walletの機能

XDEFI Walletにはどんな機能があるの?

XDEFI Wallet主な機能4つ紹介します。

  • トークンの送金・送信(Send)
  • トークンの受け取り(Receive)
  • トークンの購入(Buy)
  • 他のウォレットとの同期

順番に見ていきましょう。

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トークンの送金・送信(Send)

「Send」

仮想通貨やNFTなどのトークンを送る機能

です。

送信するトークン(量や種類)や送り先のアドレス・ネットワークを指定して、送金・送信することができます。

トークンの受け取り(Receive)

Receive」は

トークンを受け取る時のアドレスを表示する機能

です。

QRコードを読み取ることで、確実にウォレットアドレスを読み込むことができます。

トークンの購入(Buy)

Buy」は

仮想通貨を購入する機能

です。

Rampというサイトを使って、法定通貨で決済して仮想通貨を購入することができます。

購入した仮想通貨は、XDEFI Walletに送金されます。

他のウォレットとの同期

Wallet managemant」からは

  • アカウントの追加
  • 他のウォレットとの同期
  • ハードウェアウォレットの読み込み

ができます。

XDEFI Walletの始め方・使い方

XDEFI Walletを実際に使ってみたい。

それでは、XDEFI Wallet始め方・使い方を解説します。

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インストール

https://www.xdefi.io/

1.XDEFI Walletの公式サイトから「Install XDEFI Wallet」をクリック。(Google Chromeのウェブストアにジャンプします)

https://chrome.google.com/webstore/detail/xdefi-wallet/hmeobnfnfcmdkdcmlblgagmfpfboieaf

2,Google Chromeのウェブストアにて「Chromeに追加」をクリック。

3,「拡張機能を追加」をクリック。

アカウントの作成

動画での解説こちらから。

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1,画面右上の「拡張機能の一覧」アイコンをクリック。
2,「XDEFI Wallet」をクリック。(素早くアクセスできるようにしたい場合は、「ピン留めのアイコン」もクリックしておきましょう)

3,「Let's get started」をクリック。

4,「Create XDEFI Wallet」をクリック

5,「設定したいパスワード」を入力。(確認用を含めて2箇所)
6,「Next」をクリック。

7,「12個のシードフレーズ」を記録する。(紙のメモ金属板に掘るなど)
※シードフレーズは、絶対に他人に漏らさないこと!アカウント復帰以外の目的で不用意に入力してはいけません!
8,「Next」をクリック。

説明を分かりやすくするために上の画像ではシードフレーズを表示していますが、この画像は実際にアカウントを作成しなかったものに差し替えてあります。

Yodaka

9,先ほど記録した「シークレットフレーズ」の1〜4番目を入力して、「Next」をクリック。

10,「ユーザー名」を設定して「Next」をクリック。

11,「Next」をクリック。(XDEFI Walletをデフォルトで使用するよう設定する場合は、中央のアイコンをクリック。あとで設定変更できるので、ここで触らなくても問題ありません)

12,「Done!」が表示されれば、XDEFI Walletのアカウント作成は完了です。(拡張機能から確認すると、XDEFIウォレットの機能が使えるようになっています。)

他のウォレットと同期する

①画面右上の「三本線のアイコン」をクリック。

②「Wallet management」をクリック。

③ウォレットをインポートする方法を選択。(今回は「Seed Phase」を選択しています)

④「Seceret phrase(ウォレットを作成した時に記録したもの)」を入力。(スクショの単語は、本記事用にデタラメに入力したものです)
各単語の間「半角スペース」で空ける。
チェックボックスチェックを入れて、「Import」をクリック。

⑥アセットが反映されていることを確認する。

表示するトークンを追加する

ウォレットに入っているはずのトークンが表示されないのはどうして?

幾つかのトークンは、初期設定では表示されないことがあります。「アセットの追加」を行えば、表示されるようになります。

Yodaka

①画面右下の「+のアイコン」にカーソルを合わせる。

②アイコンが「+ Add assets」に変わるので、クリックする。

③「Owned(所有している)」をクリック。
表示に追加したいトークンクリックして、チェックマークを入れる。(ここではWETHを選択)
⑤「Next」をクリック。

⑥「Confirm」をクリック。

⑦表示されるトークンが追加されていることを確認する。(WETHが追加されて、アセットの合計額にも反映されています)

使うときの注意点やリスク

XDEFI Walletを使う時に気をつけることはあるの?

では、最後にXDEFI Walletを使うときの注意点リスクをまとめます。

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全てのチェーンに対応するわけではない

XDEFI Walletは豊富なチェーン対応が特徴ですが、全てのブロックチェーンに対応しているわけではありません。

OptimismCosmosなどのチェーンは、未対応です。(2023年2月)

未対応のチェーンについては、今後のアップデートを待つ必要があります。

Cosmosに関しては、今後サポート対象になるということがTwitterにて発表されました。

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機能は最低限

XDEFI Walletの機能は、ウォレットとして最低限のものに絞り込んでいます。

シンプルで使いやすいのが利点ですが、多機能型ウォレットを使いたい方にとっては少し物足りないかもしれません。

例えば、ウォレットアカウントから直接スワップやブリッジなどを行いたい方は、Rabby(ラビィ)などのウォレットを使うと良いかもしれません。

また、NFTの一覧もソートされずに全てのNFTが表示されるため、人によっては見づらいと感じる方もいるかもしれません。

NFTを大量に保有する方は、別のウォレットツールで確認することをお勧めします。

Yodaka

DeFi特有のリスクその対処方法については、以下の記事も参考にしてみて下さい。

Yodaka

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

マルチチェーン対応型仮想通貨ウォレットであるXDEFI Walletについて紹介しました。

Yodaka

本記事の内容が参考になれば幸いです。

本記事のまとめ

  • XDEFI Walletは、仮想通貨のウェブウォレット
  • 17種類のブロックチェーンに対応している。
  • 仮想通貨NFT送信(送金)・受信・購入をすることができる。
  • 別のウォレットインポート(同期)して使うこともできる。
  • 公式サイトでは教育コンテンツも展開している。

情報ソース

-DeFi, NFT, 仮想通貨