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【注目DeFiプロジェクト】Yield Yak(イールド ヤク)って何?【特徴・仕組み・機能・使い方・注意点】

2022年11月27日

こんにちは、yodaka(よだか)です。

  • Yield Yak(イールド ヤク)って何?
  • 特徴仕組みを知りたい
  • 機能使い方を教えてほしい
  • 使うときの注意点リスクはあるの?

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

Yield Yakとは、Avalancheネットワーク上で稼働する仮想通貨取引システムの一つです。

Yodaka

本記事を読んで、クリプト界隈で生き延びる知恵を身につけていってください。

本記事を読むと分かること

  • Yield Yakとは何か?
  • Yield Yak特徴仕組み
  • Yield Yak機能
  • Yield Yak始め方・使い方
  • 使うときの注意点リスク

Yield Yakとは何か?

https://yieldyak.com/

Yeild Yakとは

イールドファーミング(仮想通貨を使って仮想通貨を稼ぐこと)をさらに加速させるプロジェクトの一つ

です。

イールドファーミングの解説はこちらから。

Yodaka

Yield Yakの主な役割

  • 資産運用戦略の最適化
  • 資産運用の代行
  • 高頻度の複利運用

です。

これらの仕組みはDeFiにおいて、オートコンパウンダー(自動複合)イールドオプティマイザー(利回りの最適化)などと呼ばれます。

Yodaka

Yield Yakが行っていることをざっくりまとめると

  • 優秀な運用パフォーマンスを発揮するDeFiプロジェクトを探し出す
  • その中からいくつかの戦略を組み合わせる
  • 複合的な戦略でユーザーから預かった資金で運用を代行する
  • ユーザーに報酬を還元する

となります。

複合的な戦略は定期的に見直され続けるため、Yield Yakのユーザーは利回りの高いプロジェクトの平均値を報酬として得られる可能性が高まります。

Yodaka

つまり、Yield Yakのユーザーは

  • プロジェクトのリサーチの手間が省ける
  • 複数のトランザクションを代行してもらえるので、ガスコストが減る
  • 報酬を得られるチャンスが分散するのを防ぐことができる

などのメリットを得ることができるのです。

https://defillama.com/chain/Avalanche

DeFiプロジェクトのランキングサイトDeFi Llamaでは、Avalancheネットワーク内のプロジェクトとして9番目のTVL(資金の預け入れ額)となっています。(2022年11月)

この数値から、既にある程度利用されているDeFiプロトコルであることが分かります。

Avalanche関連のプロジェクトの中では、主要な地位を占めているものの一つですね。

Yodaka

開発・運営

https://yieldyak.medium.com/

Yield Yakローンチ2021年3月

ローンチ後から様々なプロジェクトとの共同開発を進めてきています。

他のプロジェクトとの提携戦略を打ち出したり、ネイティブトークンYAKの所有インセンティブを生み出すための仕組みを発表したりしています。

DeFiプロジェクトの中では、

基本戦略を固めつつ新たな提案を続けているバランスの取れた運営をしている

ものの一つです。

プロジェクト開発の進捗状況プロトコルの戦略概要ブログにまとめられています。ローンチ後から、それなりの高頻度で発信が続いていて、メンバーが開発にコミットしていることが分かります。

Yodaka

新規プロジェクトの発表利回りの高い関連プロジェクトの紹介などはTwitterでも発信しています。

直近の情報が知りたい方は、Twitterアカウントをフォローしておきましょう。

プロジェクトの概要はDocsで、Docsの補足はブログで、最新情報はTwitterでキャッチアップするのがおすすめです。

Yodaka

Yield Yakの特徴

Yield Yakどんな特徴があるの?

Yield Yak特徴は主に6つ

  • オートコンパウンダー
  • 複利運用
  • 主要なプロジェクトとの連携
  • リキッドステーキングが可能
  • 緊急出金に対応している
  • 手数料は変動性

順番に見ていきましょう。

Yodaka

オートコンパウンダー

Yield YakのDocsでは、「Yield Yakはオートコンパウンダーである」と説明されています。

これは、複数の有力な運用方法を組み合わせる戦略です。

様々なDeFiプロトコルの中から高いパフォーマンスを発揮するもの(利回りが高い長期間安定して同じパフォーマンスを発揮するなど)を組み合わせることで、総合的に安定して高い収益を達成することが狙いです。

通常、個人でこれを行おうとすると、運用可能な資産額の少なさが原因で手数料負けしてしまったり、有力なプロジェクトを探すことに時間がかかってしまって費やした時間の割に儲けが少なくなったりすることがあります。

しかも、イールドファーミングを個人で行って高利回りを保ち続けることを目指す場合、ファーミング先を頻繁に変える必要性も出てきます。

そのような場合、ガスコストも膨れ上がっていくことになり、儲けはますます減っていきます。

Yield Yakは、これらの個人ユーザーに発生する問題を解決するために資産の運用代行を行なっているというわけです。

ユーザーが削減することができるのは以下の3点

  • リサーチにかかる時間
  • 複数プロジェクトの選別にかかる手間
  • 複数のトランザクションにかかるガスコスト

Yield Yakに資金の運用を委託するイメージですね。

Yodaka

複利運用

複利運用は、Yield Yakの特徴の一つです。

Yield Yakは、獲得した収益を再投資するシステムが備わっています。

つまり、

稼いだ額を元手にしてさらに大きく稼ぐことができるようになっている

のです。

複利による再投資運用は、時間をかけて回数を重ねるほどその効果を発揮します。

プロトコルには「再投資ボタン」が儲けられています。

再投資が実行される度に

  • 収益の3%→再投資者
  • 収益の5~10%→運営側の財源
  • 収益の残り→再投資

というシステムになっています。

再投資ボタンが頻繁に押されないように変動手数料制が組み込まれているため、一部のユーザーだけに利益が集中することも防止されています。

以下の記事も併せて読むと理解が深まります。

Yodaka

参考

Yield Yakのブログ|複利の説明

Yield YakのDocs|再投資ボタン

主要なプロジェクトとの連携

主要プロジェクトと連携していることはYield Yakの強みの一つでもあります。

Yield Yakは、Avalancheネットワーク上で主要な立ち位置を占めるBENQIやTrader Joe、イーサリアムネットワーク上で多くのユーザーに支持されているAaveなどと深く結びつきながらエコシステムを作り上げつつあります。

DeFi界隈では、トークンの流動性を生み出すシステム作りは大きな関心事の一つです。

特定のプロトコルが単体で機能することは非常に稀です。

つまり、他の主要プロジェクトを関連性を保ちながら成長していくということが非常に重要になってくるのです。

Yield Yakはこれらのことを踏まえた上で、主要なプロジェクトとの関連性を大事にしながら成長を続けているのです。

リキッドステーキングが可能

Yield Yakは、Avalanche系のプロジェクトの中では最も早く利用に耐えうるリキッドステーキングを実装したものの一つです。

リキッドステーキングとは、

プロトコルにトークンをロックしたまま、さらに別のプロトコルでトークンの運用ができるシステム

です。

最も有名なリキッドステーキングのプロトコルの一つにイーサリアムネットワークで稼働するLido(ライド)があります。

トークンの分散性を保ったまま、さらに高い収益を生み出す方法をして最も注目されているプロジェクトの一つです。

これをAvalancheネットワークでも実装したという点において、Yield Yakの先進性の高さが窺えます。

Yield Yakリキッドステーキングについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

Yodaka

緊急出金に対応している

DeFi運用は、一般的に普及している資産運用方法と比べてリスクが高いです。

例えば、システムトラブルによってインターフェースからの操作では資金が引き出せなくなってしまう可能性もあります。

そんな時には、システムに直接アクセスして資金を引き出す必要があります。

Yield YakのDocsではその方法も解説しています。

これに加えて、トランザクションが滞っている時の対応なども部分的に解説されています。

こういった部分から、資金を自己の責任のもとで管理してもらうという考え方が徹底していることが分かります。

ユーザーが緊急時に取るべき対応は、あらかじめ確認しておきましょう。

Yodaka

参考

Yeild YakのDocs|サポート

手数料は変動性

Yield Yakの手数料

報酬トークンからファームが形成される時(再投資が実施された時)

に発生します。

そして、この手数料

5〜10%の間で変動

するように設定されています。

発生した手数料の内訳は以下の通り。

  • 再投資ボタンを押した人
  • 運用戦略の開発者
  • システム管理費

に分配されます。

最大10%の手数料というのは高めの数値です。また、常に一定の手数料ではないという点には注意が必要ですね。

Yodaka

参考

Yield YakのDocs|再投資ボタン

Yield Yakが稼働する仕組み

Yield Yakどんな仕組みで稼働しているの?

それでは、Yield Yak稼働する仕組みを詳しく解説します。

Yodaka

ファーミング

Yield Yakの主要機能であるファーミングを簡単に表すと、以下の図のようになります。

  • ユーザーが資金を預ける
  • Yield Yak預けられた資金を別のプロトコルで運用する

②ではプロトコル毎に戦略が異なるため、例を挙げて解説します。

Yodaka

プロトコル別の戦略

Yield Yakはプロトコル毎に異なる戦略を構築しています。

例えば、Aaveにおける戦略は、借り入れたトークンでさらに借入を重ねることを繰り返して、利回り収入を増加させるというものです。

これは、一般的にレバレッジファーミングと呼ばれる手法です。

同じようにレンディングプロトコルのBENQIでもレバレッジファーミングを使った運用方法が実装されています。

戦略の詳細は以下の手順で知ることができます。

①「Farms」を選択

②情報を確認したいFarmを選択

③そのFarmの情報を確認する

各プロトコルによってできることが異なるため、それに応じた戦略を立てているのですね。

Yodaka

Yield Yakのブログ

手数料の分配

Yield Yakではファームにて再投資プロセスが実行された時に手数料が発生します。

  • 収益の3%→再投資者
  • 収益の5~10%→運営側の財源
  • 収益の残り→再投資

このうち特に重要なのが②運営側の財源です。

これはさらに以下の3つに分配されます。

  • 再投資ボタンを押した人
  • 運用戦略の開発者
  • システム管理費

再投資ボタンを押すのは手動による手続きです。

再投資ボタンを押すユーザーはトランザクション承認のガス代が報酬を上回らないタイミングで再投資ボタンを押すことが重要です。

タイミングを見計らって再投資ボタンを押したいユーザーが複数存在するため、Yield Yakは再投資による複利運用が高頻度で行われる仕組みになっているのです。

ネイティブトークンYAK

YAKはYield Yakが発行するネイティブトークンです。

YAKの役割は、主に4点あります。

  • ステーキングしてAVAXを取得できる
  • トークンを借りるための担保として利用できる
  • コミュニティのガバナンストークン
  • リキッドステーキングに利用できる

発行上限10,000

この数値は、他のDeFiプロトコルが発行するネイティブトークンの上限量と比べてかなり少ないです。

YAKをさらに小さく分けたトークンとしてminiYAKというトークンも発行されています。

1YAK=1000,000miniYAKです。

YAKトークンの解説はこちらから。

Yodaka

Yield Yakの始め方・使い方・機能

Yield Yakを使ってみたい。

それでは、Yield Yakの始め方・使い方・機能について説明します。

Yodaka

準備

まずはウェブウォレットと仮想通貨AVAXを準備します。

以下の記事で具体的な方法を解説しています。参考にしてください。

Yodaka

本記事では、MetaMaskを利用した方法で解説していますが、Yield Yakは様々なウォレットに対応しているため、既に別のウォレットアカウントを作成済みの場合は、それらを使うことも可能です。

Yodaka

仮想通貨AVAXは国内の取引所では扱っているところが少ないため、海外の取引所(Binanceなど)で購入する方法もあります。

Yodaka

その場合は、以下のような流れになります。

  • 海外の取引所に口座を作る
  • 国内の取引所でBTCやETHなどの主要な仮想通貨を購入する
  • 海外の取引所の口座に送金する
  • 海外の取引上でBTCやETHを用いてめあての仮想通貨を交換する
  • 個人のウェブウォレットに送金する
  • DeFi運用で利用するサイトにウェブウォレットを接続する

手順は多いですが、作業自体にかかる時間は初心者でも半日もあれば完了します。

Yodaka

ウェブウォレットとサイトを接続する

①「Connect MetaMask」を選択。

②接続したいウォレットを選択。(MetaMask以外を接続する場合は「Show More」を選択→接続したいウォレットを選択)

③ウォレットアドレスが表示されていれば準備完了。

Yak Swap

①「Yak Swap」を選択。

②「交換したい仮想通貨」と「その量」を入力。→「Swap」を選択。

Farms

①「Farms」を選択。

②「利用するFarm」を選択。

③「預け入れる仮想通貨の量」を入力→「Deposit」を選択。

Earn

①「Earn」を選択。(ここでは「Stake YAK」を選択)

②「ステーキングするトークン」を選択。

③「ステーキングする量」を入力→「Deposit」を選択。

Boosts

Boosts特定のトークンの利回りを高めるため戦略を実行することができます。

①「Boosts」を選択。(ここでは「yyJOE」を選択)

②利回りを高める戦略を選択する。

Liquid Staking

①Liquid Stakingを選択。

②「Get yyAVAX」を選択。

③AVAXをyyAVAXにスワップ。

④「Farms」で「yyAVAX」を検索し、選択。(yyAVAXのファーミングを実行)

⑤「預け入れる量」を入力→「Deposit」を選択。

使うときの注意点やリスク

Yield Yakを使う時に気をつけることはあるの?

では、最後にYield Yakを使うときの注意点リスクをまとめます。

Yodaka

Avalancheネットワークのリスクを継承する

Yield YAKは、Avalancheネットワーク上で稼働するシステムです。

そのため、Avalancheというシステム自体に問題がある場合、それらのリスクを継承することになります。

DeFiに特化したチェーンとして、多くの際立った強みを発揮する可能性があるAvalancheネットワークですが、2022年9月にはシステムの脆弱性が指摘されて修正することもありました。

Avalancheについて詳しく知ることがリスク管理の最も良い手段の一つとなります。

Avalancheの解説についてはこちらから。

Yodaka

収益を上げるもとになっているプロジェクトのリスクを継承する

Yield YAKはそれ単体で収益を生み出すプロジェクトではありません。

別のDeFiプロトコルが出す収益を元手に利回りを出しているという仕組み上、元となるプロジェクトが抱えるリスクも考慮しておく必要があります。

Farmsの詳細をよく読んで、元となるプロジェクトについても入念に調べた上でファーミングをしましょう。

インパーマネント・ロスが発生する可能性がある

インパーマネント・ロスとは、

仮想通貨の流動性提供をしている時にトークンの価格が変動することによって生じる損失

のことです。

流動性提供をする上で、インパーマネント・ロスを完全に無くすことは非常に難しいため、そのリスクを最小限に抑えるための対策を講じることは可能です。

資金を預け入れるFarmが採用している戦略を調査した上で、適切な対策を講じましょう。

インパーマネント・ロスについての詳しい解説と対策こちらから。

Yodaka

手数料が高い

Yield YAK手数料は5〜10%

これは、他のDeFiプロトコルと比較するとやや高めに設定されています。

パフォーマンス手数料として最大で収益の一割が回収されてしまうということをどれだけのリスクと捉えるかが重要です。

単純に高利回りを出しているFarmであっても実際には手数料が差し引かれている

ということことを念頭に置いて損益計算をしておきましょう。

DeFi特有のリスクについては以下の記事も参考にしてみて下さい。

Yodaka

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます。

Avalancheの主要DeFiプロジェクトであるYield Yakについて解説しました。

Yodaka

本記事の内容が参考になれば幸いです。

本記事のまとめ

  • Yield Yakは仮想通貨取引用のシステム
  • Avalancheネットワーク上で稼働する
  • 他のDeFiプロトコルから優秀な戦略を探し、それらを複数組み合わせている(オートコンパウンダー)
  • 手数料は5~10%の間で変動する
  • ネイティブトークンはYAK
  • Avalanche系のプロトコルの中では、早い段階でLiquidStakingを実装している

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